我慢なしで尿酸値を下げるには?

健康診断で医者から「尿酸値が高め」と言われると、気になりますね。

 

特に血液検査の数値が7mg/dlを超えると「高尿酸血症」と診断され、痛風発作のリスクが高くなります。そればかりか、腎臓機能の低下やメタボリック症候群による生活習慣病など健康ダメージが生じやすい体となってしまいます。

 

痛風で痛がる男性のイラスト

 

尿酸を下げる薬として、アロプリノールやフェブキソスタットなど尿酸産生抑制薬と呼ばれるものがあります。またベンズブロマロンやプロベネシドなど尿酸排泄促進薬というものがあります。

 

これらの治療薬は、かなり長期間にわたって飲み続ける必要がありますし、ほとんどの人は一生飲み続けることになるようです。

 

そのように薬漬けになりたくないなら、あるいはそこから解放されたいなら、やはり食生活や生活習慣の改善がカギとなります。

 

では、尿酸値を下げるには、厳しい食事制限や禁酒など大変な我慢が必要なのでしょうか?

 

けっしてそのようなことはありません。

 

今の食事や日常生活を少し変えて、それを継続するだけで、尿酸値がずいぶん下がったというケースは珍しくありません。このサイトでは、そのような気軽に試せて効果の高いと思われる方法を厳選してご紹介しています。早速、気になるものから取り組んでみてください。

 

尿酸が増えてしまう原因は?

もともと尿酸自体は、抗酸化作用が強くて体内の炎症を抑える作用があり、健康に有益な物質です。ところが、それが基準値以上に増えると、結晶となり骨にこびりついてしまい、それが痛風発作や尿路結石を引き起こしてしまいます。

 

では、尿酸が過剰になってしまう原因はいったい何でしょうか?

 

ひとつには、遺伝もかなり影響します。痛風を発症する人の約二割は、身内に痛風持ちの人がいると言われています。でも、それは素因があるというだけのことで、すべての人が遺伝の影響を受けて痛風になるわけではありません。

 

やはり尿酸値の高くなる原因として大きいのが、食事・飲酒・肥満・ストレスなどの生活要因です。

 

関連記事:尿酸値が高い原因は?食生活・飲酒・肥満・ストレスの問題点

 

ついつい新薬やサプリメントなど即効性のあるものがないか探してしまいますが、基本的に自覚する必要があるのは、長年の生活習慣によって今の状態に至ったのであれば、生活を変えることでしか治せないという点です。

 

それで、まずは小さなことでいいので何か生活に変化を起こしましょう。そして、一つ一つの継続と積み重ねがやがて大きなうねりになる頃には、尿酸値がグンと下がる日がくる可能性は否定できません。

 

それまでの間は、体の変化を加速したり症状を和らげるために、薬やサプリメントを活用するのも賢いやり方だと思います。

 

尿酸を減らす食べ方・飲み方

夫婦で仲良く食事

 

体内に存在する尿酸はプリン体という物質を元として、肝臓でつくられます。

 

それで尿酸値を下げるには、まずは体内のプリン体を減らす必要があります。

 

プリン体は細胞の生まれ変わる際にも生じますが、食べ物や飲み物を通しても体内に取り込まれていきます。それでプリン体を多く含む食品である肉類や魚介類、またアルコール類などを控える必要があります。

 

辛子明太子・干ししいたけ・カツオ・あん肝・焼肉・ビールなどは特にプリン体が多く含まれるので、好きな人にはちょっとツラいですね。

 

一方、同じ動物性たんぱく質でも卵や乳製品はプリン体が少ない食物です。また豆腐・豆乳など大豆製品はプリン体は含まれていますが、植物性なので痛風のリスクは低くなります。他に低プリン体の食材としては、そら豆・もやしなどの野菜類や肉類でもベーコン・牛ヒレ、魚介類ではイクラやホタテなどがあります。

 

もしお酒を飲むのであれば、ワインはプリン体の量が比較的少ないので痛風対策としては良いようです。

 

このようにプリン体を多く含む食品・飲み物を減らして、逆に低プリン体の食べ物や料理を食べる機会を増やすということが尿酸値を下げるための一つの柱となります。

 

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尿酸値を下げるには排出力を高める

清流の流れ

 

尿酸値を下げるのにもう一つ大切なポイントは、尿酸の排出を高めるということです。この尿酸の排出を良くすることは、食品から摂るプリン体を減らすよりもさらに重要です。

 

というのも、実は尿酸の元となるプリン体の8割は細胞の新陳代謝によって生じています。つまり、食べ物でプリン体制限しても、尿酸値を下げるのには最大で2割程度の効果しかないといえます。

 

ですから、一番の問題は尿酸の排泄がうまくいっていないということなのです。尿酸は汗や尿から排泄されますが、腎臓機能が低下していたり、血液がドロドロしてめぐりが悪くなっていると、しっかりと排出されないのです。

 

では、尿酸をしっかりと排出させて尿酸値を下げるには、どうすればよいのでしょうか? 

 

以下の2つのポイントをおさえた食生活を続けることです。

 

尿をアルカリ性にするメニュー

尿酸値が高く、尿道結石にまでなっている方は、尿が酸性に傾いているのが特徴です。尿の酸性度が高いために、濃度の高い尿酸が結晶化するのです。

 

一方、尿がアルカリ性になると尿酸が溶けやすく、排泄されやすくなります。それでアルカリ性の食品を多く摂取するようにして、尿がアルカリ性に傾くように努めましょう。逆に酸性食品は控え目にということになります。

 

アルカリ性の食品としては、野菜・海藻・きのこ類が中心になります。例えば、ほうれん草やブロッコリー・ニンジンなどの緑黄色野菜、もずくや昆布などの海藻、しめじやマッシュルームなどのキノコなどです。

 

関連記事:アルカリ性食品が尿酸値を下げるのにいい理由

 

血液をサラサラにするメニュー

血液がサラサラでめぐりがよくなると、体の排出力は高まり、尿酸値を下げるだけでなく、血糖値も下がりますし、糖尿病や他の生活習慣病の予防にもつながります。きれいな血液はすべての健康の要ですから、痛風の予防だけでなく、エネルギッシュに活躍し続けるためにも血液サラサラに良いことを続けていきましょう。

 

血液をサラサラにする食材としては、タマネギや納豆、大豆製品やネギ・生姜などがあります。

 

食事以外にできることは?効きそうなサプリメントは?

ファイトで頑張る

 

ここからは食事だけでなく、やれることは何でもやりたいという方のために、尿酸値を下げるのに役立ついろいろな方法を取り上げてみたいと思います。

 

漢方薬

漢方薬は自分に合うものを見つけるまでが大変な場合がありますが、ぴったりと合えば効果てきめんという特徴があるようです。痛風や尿酸値対策としては、発作の痛みをやわらげる・肥満を解消する・尿酸の排出を促進するという3つの面にそれぞれ効能のある生薬が存在しています。

 

例えば、痛みに関しては芍薬甘草湯、肥満防止と尿酸排泄に関しては大柴胡湯防風通聖散といった漢方薬があります。

 

関連記事:痛風予防や改善に役立つ漢方薬ベストセレクション

 

ドリンク

普段のドリンクを変えることは比較的取り組みやすい方法かもしれません。アルコールは尿酸を増やしますが、逆に痛風を防いだり、尿酸を減少させるドリンクもあります。

 

例えば、コーヒーを1日に6杯以上の飲む人は痛風の発症率が半分に下がるという研究報告があります。ただし、砂糖を入れない場合です。

 

また、お茶では杜仲茶に含まれるゲニポシド酸やドクダミ茶に多く含まれるフラボノイドといった成分に尿酸値を下げる効果があるとされています。あとは、ビワ茶にも脂肪の吸収を抑えるサポニンや尿を弱アルカリ性に傾けて尿酸の排出を促進するクエン酸が含まれています。

 

さらにクエン酸は黒酢レモン梅干しにも多く含まれますから、それらで作ったドリンクも良さそうです。

 

関連記事:コーヒーを飲むと尿酸値が下がる?

 

スイーツ

どうせなら美味しいものを食べて、楽しく元気になりたいものですね。探してみるとデザート類の中にも尿酸対策にいいものがありそうです。

 

ブラックチェリー(アメリカのさくらんぼ)には、痛風発作の痛みを鎮めたり、尿酸値を下げる効果があると言われています。

 

他には、ヨーグルトはプリン体が少ないうえに、尿酸の排出を助ける効果が期待できます。ブラックチェリーにヨーグルトをかけて食べると、さらに相乗効果が期待できそうですね。

 

サプリメント

恵葉プレミアム公式サイト

 

尿酸値改善のもっとも手軽で続けやすい方法は、サプリメントではないでしょうか?

 

何しろ毎日数粒を飲むだけでよいのですから、コストがかかることを除けば無理なく誰でも続けられます。

 

現在日本で購入できるサプリメントで痛風や尿酸値対策に向いているものは、サポニンという成分とアンセリンという成分を配合したものの2つが主流のようです。

 

サポニンは血液をサラサラにしたり、脂肪の吸収を抑制する作用があるため、尿酸の生成が減少するとともに排出も促進されます。その結果として、尿酸値が下がりやすくなります。

 

もう一つのアンセリンは、マグロ・カツオなど高速で泳ぐ海洋生物の筋肉に存在する成分で、やはり尿酸の過剰な生成を防ぎ、体外への排出を助ける効果があります。

 

これらサポニンやアンセリンの効果について、詳しくは以下の関連記事をご覧ください。
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